腰痛の一般的治療
腰痛治療 その3. 湿布薬腰痛の治療に必ずといってよいほど使われるのが、湿布です。
通常、湿布には鎮痛剤が塗込められていて、
それを患部に貼ることによって、痛みを軽減します。
したがって、湿布は、急性腰痛にはある程度の効果が期待できます。
ただ、注意すべきなのは湿布の使い方です。
まず、急性腰痛の初期には冷湿布を貼ります。
急性腰痛の初期、筋肉は炎症を起こしているからです。
筋肉が炎症を起こしている間は、冷やすのが基本です。
温湿布は初期の2〜3日は使わずに、動けるようになってからの方がよいでしょう。
一方、慢性腰痛には湿布はあまり効果的ではないようです。
湿布を貼付している間は、少し腰痛は軽減しますが、
慢性腰痛の原因が取り除かれるわけではないからです。
特に、夜の睡眠中ずっと湿布を貼付しておくのはお勧めできません。
腰の筋肉を冷やしてしまう可能性があるからです。
湿布は、日中に貼付して3時間程度で取り除いたほうがよいでしょう。
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▽腰痛治療リスト
腰痛治療 1. 安静
腰痛治療 2. 鎮痛薬
腰痛治療 3. 湿布薬
腰痛治療 4. コルセット
腰痛治療 5. 腰部牽引療法
腰痛治療 6. 神経ブロック注射
腰痛治療 7. 手術
腰痛治療 8. 漢方薬
腰痛治療 9. 鍼灸